にぎやかで
家電量販店が明るい駅前から
少し離れた『屋敷』の外

アサノさまと話した
あの地下、表口からは出ずに
大きな荷物とかを運び込む
裏口の方から



「すずしい…」



さわさわと鳴る街路樹


どこかから聞こえるバイクの走る音


夜空を見上げた…






「 ――― ユキナ… … 」