裕二「お前何年だ?」

太陽「2年ですけど。てか、俺はお前じゃないですよww太陽って呼んでください。」

2年…俺と同じか。

裕二「分かった。んで、太陽、敬語はやめろ。なんか気持ちわりー。」

太陽「あぁ、分かった。」

太陽…面白い奴だ。そうだ。

裕二「そういえば、太陽は族に入ってんのか?」

太陽「いや、入ってないけど。」

なんか意外だな。どっかには入ってると思った。殺気にも強かったしな。

裕二「なら、皇鬼に入らねーか?」

太陽「え、ごめん。無理。」

は?

太陽「俺は族に入る気はないよ。」

皇鬼に誘われて入らないなんて、珍しいな…。

裕二「何でだ?」

太陽「何でも。俺には俺の事情ってもんがあるしな。」

裕二「そうか…。残念だ。」

でも事情って何だろうか。
まぁ、考えるだけ無駄か。

そして俺らは3年の教室の前についたのだった。