ダダダダダダダダダダダダ!!

え!?な、何!?

キキー!!

?「っと!あっぶなー!通り過ぎるとこだった!!」

だ、誰??

光希「………。」

?「よ!お前らが光希と奏斗か?」

へ?そーだけど…誰?この人。

ビクッ。

さ、殺気…。光希のだ…。警戒してんのかな…?てか!この人倒れちゃうよ!
光希の殺気凄い怖いから!!

光希「殺気)あなたは?」

?「あぁ!忘れてた!俺は山崎空也!
よろしくな!!俺のことは空也って呼んでくれ!」

えっ!?た、倒れてない!?てか!なんも感じてない!?

光希「…僕の殺気を感じないとは…あなた、何者ですか?」

………。

空也「へ?何が?何者って何?」

…馬鹿だ…。

光希「…ただの馬鹿ですか…。まぁいいでしょう。それで僕らに何の用ですか?」

あ、そーいえばそーだ。
何の用なのかな?てか、僕らの名前を呼び捨てにするなんて珍しい人だな。
みんな怖がって、様とかさんとかつけてるのに。

空也「あぁ!そうそう!さっき蓮斗が来てさ!夜桜のこと調べてるって言ってたから、俺も興味湧いてさ!だから、俺も付いてっていー?」

れ、蓮斗のことまで呼び捨て…。
てか、空也もついてきていーかって?

光希「……邪魔をしないのであればいいですよ。」

空也「あんがと!!」

僕としても助かる…。
だって光希怖いし。

空也「ひらりひらりー風に舞うー♪」

なんか歌いだしたし。
不思議な人だな…。

そして俺らは空也と一緒に行くことになったのだった。