✳︎奏斗サイド✳︎

奏斗「はぁー…。」

光希「溜め息つくと、幸せが逃げますよ。」

もう逃げてるし…。
光希と一緒とか、ほんと最悪。
光希怖いもん。

今はさっきみんなと別れて、1年の教室に移動中。

てか、2年の教室は凄い近いけど、1年の教室は凄い遠いんだよね。
この学校凄いでかいから。
多分今頃、蓮斗は1組について、聞き込み開始してるんだろうな。

奏斗「はぁ〜…。」

光希「さっきから溜め息うるさいですよ。お菓子没収されたいんですか?」

奏斗「いえ、結構です。」

ほらね。あーあ、一緒に行動するなら
蓮斗が良かった。
にしても…1年の教室遠すぎ!!
まだなの〜!?

光希「本当、遠いですね。蓮斗はもう1組は終わってるんじゃないですか?」

奏斗「多分そーだねー。でも、まだ3年のとこよりはましか。」

だって、3年の教室が1番遠いし。

光希「まぁそうですね。」