キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン

鳴ったか。
それじゃ、

蓮斗「行くか。」

光希「はい。」
奏斗「うんっ!」
裕二「おう。」

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はぁ、1組からだな。

ガラガラ。

1組(夜桜以外)
「チラッ)………………………………」

女子「キャー!!蓮斗様ー!!」

女子1「どうされたんですかぁ〜??」
女子2「他の方はどうされたんですかぁ〜??」

あーうぜー、うっせー、きもい、臭い。
化粧濃すぎ、香水つけすぎなんだよ。
まじねーわ。まぁ、俺は他人に興味はないが。
さて、誰に聞こうか。
あ?あそこの4人、俺を見てない。
あの4人以外はみんな俺を見てんのに。
なんも俺に興味ないってか?
それなら丁度いいか。

コツコツ。

俺はこの学校では珍しい黒髪と、茶髪の4人組の前まで来た。

蓮斗「おい、お前ら。」

名前は覚えてねーし、しゃーねーよな。

4人組が俺の方に顔だけ向ける。

?1「?何ですか?」

あ?可笑しいな。普通なら、俺に声かけられた男子はみんな驚いたり、びびったりすんのに、こいつら全く反応しねー。
まぁ、とりあえず聞いてみるか。

蓮斗「ちょっと聞きたいことがあんだけど。」

?2「いーよー!何ー?」

?3「ボソッ)めんどくせー…」

あ?なんだこいつ。
まぁ、とりあえず、

蓮斗「実は俺ら夜桜について調べてんだよ。で、今夜桜のことについて知ってる人がいねーか聞き込みしててよ。お前らは知らねーか?」

?4「僕らは全く知りません。でも、1ついいですか?」



蓮斗「あぁ、いーけどよ。なんだよ?」

?4「夜桜を調べてどうするんですか?」