――――――――――…。 それから私たちの出番が来て、無事にシンデレラが幕を降りた。 「もう!最後見せつけてくれるじゃないこのこのっ」 更衣室に入り着替えていると私の腕をツンツンとしてくる凜。 「…や、やめてよ…っ」 恥ずかしくて顔があげられない。 「いいじゃない。みんなに芹沢の彼女はあんただって思い知らせられたんだから。」 「そうだけどー…」 そう、だってまさかあんなこと。