「いつから、付き合ってたわけ?」



「…え?」





使われていない教室に呼び出され、そんなことを聞かれる。








「いつから颯太と付き合ってたのよ」




「…テスト期間のときから」




「なんで…っ、」







そういうすみれちゃんは凄く切なく悲しい顔をしていた。


















「どうして…っ私がいつも傍にいたのになんで
あんたなんかに取られなきゃならないのよっ…!」






涙をボロボロと流ししゃがみ込む。