魁斗が声を掛けた瞬間
望月が倒れそうになっていた。











「あっぶっねー」




ギリギリのところで倒れずに支えた


とりあえず望月をどうしようか悩んだ結果
俺の膝の上に寝かしといた。



"あの…"と続けて深刻そうに杉浦?が言ってきた。




「真希って今日は寝れてないので
そのまま寝かせていてください
お願いします!!」



急に立ってお辞儀してきたので俺は慌てて





「あぁ、分かった」



ずっと隣から視線が感じ恐る恐る向いてみるとニヤニヤした魁斗がいた。








「うわー。涼のこーゆう姿見たことない(笑)」




「うざい、はやく行け」




「はいはーい。紫音ちゃん行こっか」





「あ、はい
広瀬先輩、真希の事お願いしますね!!」




魁斗と杉浦が屋上から出て行った。