キンコンカーンコーン
のチャイムの音と同時に廊下にいるこの学校の
生徒は教室にいそいそと入っていく。


朝一番の太陽の光が差し込み私の身体を徐々に目覚めさせる
色んな青が混ざった空に、綿菓子を浮かせた様な雲がかおを魅せる。


私は窓際の一番後ろの席で、朝早めに学校に来てコンビニで買ったコーヒーを飲みながら好きな本を読むのが日課だ。

そんなささやかな事が私の小さな幸せだった

本はいい。
そこに書かれている物語の中に気付けば入っていて、嫌な現実から逃げられる

イヤフォンで音楽を聴くのも好きだ。
耳を塞げば雑音や、イヤな声も聞こえなくなる

そんな私のささやかな日常にこれではダメだと
言わんばかりに、
転校生と言う名の変化が訪れる。











その時の私は、まさかこんなに大きく変化する
とは…


思っていなかった…。