着替え終わって体育館に行くと、いつもどおりアップが行われていた。




「センパイ遅くなってすいません。すぐドリンク作りますね。」








「ありがと。雅ちゃんいい子〜!もう、藍沢くんにはもったいないわ!」








そう言ってセンパイはわたしの頭をくしゃくしゃと撫でる。






「そんなことないですよー!」







そうこうしてるうちに休憩時間に入り、ドリンクを取りに来た。





「雅、おれのどこー?」






「京ちゃんのはあっち!いつも言ってるじゃん。」





「そうだっけ?サンキュ!」







ほんとにもう。
あの笑顔には弱いんだよなー。