四人とも全く気が合わないこと。


そして、兄弟とは言うものの
形式上一緒に暮らしてるだけでホントは従兄弟ってこと。



「雅、そろそろ遅刻するよ?」








「あ!そうだった!ほら、京ちゃん行くよ!晴も!行ってきます、玲にい!」








今は朝で、もう遅刻しそうなのです。
そんな時でも晴はマイペースに歩いてるし、京ちゃんは眠そうにしてる。







「もう置いてくからね!じゃあね!」







そう言って私は駅に全力で走ったのだった。