初めて出会ったときは

『なにこの人。ウザい。』

そんな感覚で。

でも、話すことが増えて

『この人、こんなにしっかりしてるんだ。』

見方が変わってきて、

いつのまにか、

『嫌い から 好き に。』

でも、そんなの言えなくて、

私より10歳歳上な貴方は、私の気持ちに気付いて

『俺、彼女いるんだ。』

優しく教えてくれた。

でも、押さえられなくなってた。

『それでも、いい。』

ダメなことは分かってるのに。

『お前は一番じゃないんだぞ?』
『俺から見たらただの年下の女の子だぞ?』

そんなことを言われたのに、強がって

『一番ってめんどくさいからそれがいいの。』

心にもないことをいった。


私の嘘の始まり。