叫んでいても仕方が無い…よし、頑張っておりてみよう。
えーと、ここに足かけて、あーして、こーして…なんて考えながらモゾモゾ動いていると、
「そこで何してるんだ?」
こっ、この声は…
「人ーーー!!!!!」
「っ!?」
誰だか知らない人がびっくりしていたが関係ない。←
とりあえずここから降りさせてもらおう。
***
「本当にありがとう。君がいなかったらどうなっていたことか……。」
「いや、いいよ、俺がいくの遅れたのが悪かったんだし。」
門から降りることが出来た俺は助けてくれた人に向かってお礼をいう。
それよりこいつ、爽やかだな……それにイケメソだ。
「お前、イケメンだな。」
「ん?そうかな?俺は君の方がイケメン…って言うより美人だね。あぁ、その顔で罵られたい…。」
え?何て?
おじさん耳が悪いから聞こえなかった。
「も、もう一回言って?」
「何をだ?」
「あ、ううん、何でもない。それより、俺が美人ってどういう意味だ!俺はイケメンがいい!!」
「あー、うん。イケメンだね。それより、君の名前は?」
「あー、本心じゃないだろー!もう!椎名 羅一だよ。ヨロシク。」
「俺は蓮 大雅。ヨロシクな。」
はす たいが…かっけぇ名前だな。
や、でも、かっこいい名前ってんなら…
ダーディン・キム・サンサン
とか
ノサノサボッチィン・ピリゴドン
とかだよな。
因みに俺は
キミ・ヨ・ダレ・クサイ
だな。
ネーミングセンス最高!俺天才!