新しいクラスにもようやく慣れてきて千冬も梅田先生に心を開き始めた時修学旅行があると言われた

修学旅行の場所は沖縄であった

梅田先生には修学旅行に来て欲しかったし話したかったが千冬の事を見てくれると約束だから無理だろうと思っていたが梅田先生は修学旅行に来ることになっていた

千冬をどうするのかが不思議でたまらなくて千冬に聞いてみると

「あのねちー東京に行って検査をしてみることになったらしいの。お母さんに一昨日聞いたの。ちー中学二年生なのに話し方は小学生みたいだね。これも病気のせいなのかな…早く治って欲しいな。みんなと一緒に遊んだりお泊まりとか旅行とかしたいけど病気だからできない…」

「東京に行くんや…検査終わったら観光する時間あればしておいで!絶対楽しいよ。喋り方のことは気にしやんでいいと思うよ。ちーちゃんは気にすることちゃうから…沖縄のお土産買ってくるから楽しみにしといてね!」

いつも千冬の辛さをわかってあげようと必死だけどわかってあげることができなくて…

千冬も辛いいと思うけど私自身も千冬が辛いのを見てるのも辛い

そんな気持ちを楽にしてくれるのは梅田先生だった

いつも千冬の事を迎えに行くと話を聞いてくれた

そのおかけで毎日普通で入れたと思う