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クラスの当番は大体が2回あたっていて、30分ずつの分担制になっている。私は分けるのは面倒だから1時間の通しで入るようにした。
当番と言っても、受付をしたり、遊び方を説明したりするくらいだ。
教室は普段の様子とは大分違って、縁日の境内をイメージした飾り付けはなかなか雰囲気をつくっていて、ユイちゃんのクラスとまでいかないがお客さんは結構入っていた。
それにしても、彩音と天羽君は上手くやってるのかな?あ、ユイちゃんのコスプレ姿を写真に撮って送ってほしいから言っておかなきゃ。
受付の机に隠れながら、お客さんがいないタイミングを計って彩音にメッセージを送る。そして携帯をポケットに直した時に、声をかけられて顔を上げる。
「あ、祐介君。ほんとに来てくれたんだね」
「ヤッホー!」
「さっきはどうも」
馬の格好ではない祐介君と彰太君(今更だけど名字が分からないから名前で呼ぶしかない)が来てくれていた。
「俺も居るよ」
「洸君!」
二人の後ろから洸が現れて、無意識に声が高くなっていた。
「うわぁ、あからさまー……祐介君、ショック!」
「ドンマイ」
クラスの当番は大体が2回あたっていて、30分ずつの分担制になっている。私は分けるのは面倒だから1時間の通しで入るようにした。
当番と言っても、受付をしたり、遊び方を説明したりするくらいだ。
教室は普段の様子とは大分違って、縁日の境内をイメージした飾り付けはなかなか雰囲気をつくっていて、ユイちゃんのクラスとまでいかないがお客さんは結構入っていた。
それにしても、彩音と天羽君は上手くやってるのかな?あ、ユイちゃんのコスプレ姿を写真に撮って送ってほしいから言っておかなきゃ。
受付の机に隠れながら、お客さんがいないタイミングを計って彩音にメッセージを送る。そして携帯をポケットに直した時に、声をかけられて顔を上げる。
「あ、祐介君。ほんとに来てくれたんだね」
「ヤッホー!」
「さっきはどうも」
馬の格好ではない祐介君と彰太君(今更だけど名字が分からないから名前で呼ぶしかない)が来てくれていた。
「俺も居るよ」
「洸君!」
二人の後ろから洸が現れて、無意識に声が高くなっていた。
「うわぁ、あからさまー……祐介君、ショック!」
「ドンマイ」