第一会議室から資料とプロジェクターを第三会議室へ移動して、机に資料を配り終えた。
そういえば、何人人数が増えたか聞き忘れてる。
足りない分の資料のコピーとか必要だよね?
慌てて会議室を出ようと振り返ると、上条課長が第三会議室に入って来たところだった。
「上条課長、先程人数が何名増えるか聞き忘れてしまって。申し訳ありません。増えた方の分の資料を用意したいのですが、何名分を用意すれば良いでしょうか?」
「俺も人数を伝え忘れていたと思って来たんだ。6名分の資料を追加でお願い出来るかな?」
「はい。わかりました。直ぐにコピーを取って来ます。」
そう言って一礼し、課長の横を通り過ぎようとした時、
「今日の今泉さん、いつもと雰囲気が違う気がするな。」
「えっ?」
「いつも可愛いけど、今日は更に可愛く見える。」
「へっ?」
い、今、可愛いとか言いました⁈
「俺の図々しい勘違いじゃないと良いんだけど、会えるの楽しみにしてくれてた?」
みるみるうちに顔に熱が集まっていくのが分かる。
いつもより気合いを入れたメイクとか、少しだけ可愛めのブラウスを着たりとか、鏡で見たって普段の自分と本当に少ししか変わっていないのに。
気付いてくれたんだ。
嬉しいけど、ちょっと恥ずかしい気持ち。
「だとしたら、すっげぇ嬉しい。」
そういえば、何人人数が増えたか聞き忘れてる。
足りない分の資料のコピーとか必要だよね?
慌てて会議室を出ようと振り返ると、上条課長が第三会議室に入って来たところだった。
「上条課長、先程人数が何名増えるか聞き忘れてしまって。申し訳ありません。増えた方の分の資料を用意したいのですが、何名分を用意すれば良いでしょうか?」
「俺も人数を伝え忘れていたと思って来たんだ。6名分の資料を追加でお願い出来るかな?」
「はい。わかりました。直ぐにコピーを取って来ます。」
そう言って一礼し、課長の横を通り過ぎようとした時、
「今日の今泉さん、いつもと雰囲気が違う気がするな。」
「えっ?」
「いつも可愛いけど、今日は更に可愛く見える。」
「へっ?」
い、今、可愛いとか言いました⁈
「俺の図々しい勘違いじゃないと良いんだけど、会えるの楽しみにしてくれてた?」
みるみるうちに顔に熱が集まっていくのが分かる。
いつもより気合いを入れたメイクとか、少しだけ可愛めのブラウスを着たりとか、鏡で見たって普段の自分と本当に少ししか変わっていないのに。
気付いてくれたんだ。
嬉しいけど、ちょっと恥ずかしい気持ち。
「だとしたら、すっげぇ嬉しい。」