告白した次の日、私は学校に行くのが嫌だった

もし、気まずくなったらどうしよとか噂で広まったらどうしよって思っていたから

でも、学校に行ったら何もなかったかのような平凡な雰囲気だった

そして、亮太がクラブの朝練が終わって教室に入ってきた

(どうしよ… なんて話したらいいのかな?)

って思ってたら

「おはよう 土田!」

「おはよう! 有中」

普通の会話が出来てよかった

社会の授業の時に、宿題をやるのをすっかり忘れてしまっていた

それで、先生に怒られかけた

「なんで毎回宿題やってこうへんの!? 宿題が出てるのわかるやろ!?」

と言われていて私はひたすら「はい」としか言えなかった

その時に、

「先生、早く授業しましょ 怒るのは後でもできるでしょ みんなの時間を潰さないでください」

と亮太が言ってくれた

先生に言った後に、後ろを向いてニコッと笑ってくれた

私は、病気だからという差別を持たれるのが嫌だから学校には言っていないから、先生によく怒られる

でも、いずれ担任に言うつもりではいるけど、言うまでは自分で乗り切ると決めたから