中学生のとき私は、男子がすごく苦手で
話してるだけで顔が真っ赤になるくらい恥ずかしがってた。

ある日、放課後に先生に頼まれた仕事をしていたら、同じクラスだった和樹に声をかけられたんだ。

『何してんの?』

『先生に頼まれた仕事をしてるの。』

『ふーん、そうなんだ。手伝ってあげようか。なにすればいいの?』

『えっ、大丈夫だよ!もうすぐで終わるし。』

『いーの。俺が手伝いたいから。』

そんなこんなで、和樹に手伝ってもうことになって。