「うっわ」

本当にビックリしたのか、珍しく少し大きな声を出す猛。


「えへへ。ビックリした?」


ちゅっと猛のホッペにキスをする。

「ってか?なんでここに?」


首だけを後ろに傾けてこっちをみり猛。


「も〜!もっと驚いて欲しかったのに〜」


プンっと怒りながら猛の横に座る。


「つーか無視か?俺の話は」


呆れるように喋る猛を横目にパラパラと猛の教科書を開く。


難しそうだなぁ・・・


猛ってやっぱりすごい。


普段ダリ〜なんていいながらもスポーツ万能だし、


勉強だってやればできちゃうし。(もちろん努力の賜物だけど)


改めて、猛ってステキ。







「つーかさ。また声に出てんぞ」

・・・へ。


「俺がステキだって?」