『お前とさー、初めてあった時もキスしたよな。』



 えっ


 『うん…。』



 『俺さー、女とかこーすれば皆、喜ぶとか思ってて今まで生きてた。』



 『あたしが、違ったって?』



 『ん…お前が、悪い。』


 はぁ?!?!?!


 『あと…そんな顔するから…キスしたくなんの。』


 と、自分の袖であたしの口を拭いてくれた。


 『あたしは元からこんな顔なんじゃ!!!!!!!』


 『…ちげーよ…。もー、こっちみんな。』


 『あ、あんたがむりやりっ…!』


 はぁ。わけわかんない。


 


 『じゃあ、もう帰るよ?』



 『今日も、泊れって…』


 なに?!?!?

 
 『こっちみんなとか泊まれとかわけわかんない!!!』


 『こっち。』

 と、自分の横をパンパンする、

 

 『あのさー。』


 『今度はなにっ?!?!』