【愛奈花side】

うおー。よく寝た。

足も良い感じ!

まだ、痛いけど固定すれば大丈夫かなー。

一応、皆に迷惑かけたくないし休もーっと。

と、考えながらボーッとしてて今気がついた。

『ぬぅおっ?!?!』

知らぬ間に結城くんの腰に手を回して密着してました…

『ご、ごめんっ?!?!!』

『やっと気がついたのかよ。ずっとこれだったぞ。わざとか?』

『は?わざと?!ないから、ない、普通にない。』

そこまで考えられる頭がないですよ馬鹿なもんで

『そこまで否定すんなよわかったから。』

『はい…で、結城くんは学校行かないの?』

『…行かねえー。てか、結城くんってやめろよ普通に、夏でいいから。』

『…夏?』

いきなり過ぎでしょ!

『疑問形かよ。まー、いいや。』

『で、なんで結城…夏は学校休むの?』

『しんどいから。』

えっ?大丈夫?

『風邪?』

『昨日、お前を運びすぎて疲れたからじゃね?』

むかつくー!!!!!

運ぶあんたが悪いんじゃん!!