『一応、病人なんだから優しく置いてくれる?しかもソファでいいって…』

変に気使わないでよー。

嫌いなのにへんに揺らぐ。

なにこれ。

『ソファってさみぃだろ。しかも俺の隣で嬉しいんじゃね?』

はっ?!?!

『なんであたしがあんたの隣?』

『僕をソファで寝かせるのぉ?』

と、涙目になりいつもの可愛い少年に戻った。 
はぁー。面倒くさい。

『あんまり付かづかないでよ。』

『これが精一杯だから。』

なっ?!?!

『近すぎでしょ!!!』

あたしの体がすっぽり結城くんの胸に収まる。

反論しようと、したけど

『寝てる…?』

はぁー。

もうあたしも寝よ。