~面談室~
希歌さん、まず何かいうことは?
お昼休みはごめんなさいっ。
えっと、青石希歌さん、あなたは高校はどうするの?
決めてません!!
ふーん。って、おい!!希歌、そろそろ決めなさい。まぁ、ちょうどよかったわ。
??
これから先話すことはは誰にも伝えないでください。例え希星でも。いい?
はーい。で、何?早く教えてぇー
きな、ここでは一応あなたの先生ですけど?まぁ、それは後で。…
おーい、花恋せんせ?
…あなたは重要な血筋を持つ家系に誕生しました。希歌にも、希星にも力は宿っています。だから希歌、あなたは特殊なschool に高校から通ってもらいます。
…っえ?血筋?力?スクール?
そうです。まず、schoolから説明します。通称schoolと言うところです。schoolというのは幼稚園から存在しています。ただ、希歌がここまで力を持ち続けていられるとは誰も予測していなかったので、今まで通っておらず、高校から通わせることにしました。
で、そのスクールとかいうのは本当の名前は何?
私立如月学園です。普通科と、特進科にわかれています。(本当は特進科も特進クラス、普通クラスと特殊技能クラスにわかれてるけど、)
如月って、お嬢様学校だったよね?希星が通ってるとこの。そんなところにののかが入ってやってけるの?
まぁ、確かにお嬢様学校ではありますけど、それは普通科の方です。特進科特殊技能クラスはそんなことはありません。特進科に希星は幼稚園から通っているのですよ。
だって、きせはずっと如月じゃん。ののかは高校からだよ?てか、何できせだけ如月だったの?
まぁ、希歌だったら大丈夫でしょう?なんだかんだ出来る子ですし。何で希星がずっと如月なのかは持ってる能力に関係するんですけど…。あ、あと、入学試験は今年の11月ですよ。
…今年の11月?あと、4カ月じゃんよー
そうですよ。何か質問でも?
えっと、今年なの?来年じゃなくて?試験ってなにやんの?
今年ですよ。今年、入試をして、合格したならば学校に一年間入学候補生として毎週土曜日に如月学園に通います。だから今年受験なのです。試験は簡単な主要5 科目とオリジナル科目をやります。オリジナル科目とは個人の特殊な才能を確かめる試験です。これに受かると候補生として学校へ通い、その後、入学案内が届きます。
ののかのオリジナルってなにやんの?
この説明はまた明日です。
??
だって、もうすぐ下校時間でしょ。お家へかえりなさい。頭のなかを整理しておいで。だから続きはまた明日。
えー、でもー。
早くかえりなさい。
もぉー。花恋先生さよなら。