そして女の子は今思うのです

男の子が幸せであることを願うと

自分が傷つけてしまった痛みを
誰かが癒してくれていることを

自分以上に好きになれる人が絶対にいて
すでに見つけられていたのなら
それはとても嬉しいことなのです

そして想いが通じあっていたのなら
なおさら...

男の子のために何かしたいと願っても
今の女の子には何も出来なかったのです

だからそこ思うのです

男の子が幸せな時間を過ごせていたらいいと

何の罪滅ぼしにもならないことは百も承知でした
しかし、女の子は何かしたかったのです
そしてそれは願うことしかありませんでした