とりあえず、ここから
夏目を探すけど

夏目のヤツ、
ニッコニッコの笑顔で、
こっちに手を振っていた…

ふっ…ふざけんな~~っ!!

思いっきり夏目の方を向き、
逃がさないかのように
にっこりと笑い、叫んだ。


「夏目のばかーーーっ!
投げるなんて、ひどいよっ!」


そのあとに、泣いたふりをしながらクラスにいる人達を見つめる。


「「っ!!~~!!!」」


とたんにクラスにいる人達が、夏目の方を向き

「「怪我したら、可哀想ですよっ!」」

と避難しはじめる。