俺が口を開こうとした時…
「あ!そうだ!みんなで花火しないっ?屋上でさっ♪」
有理亜がテーブルの下から花火セットを出した。
い…いつの間にっ!!
「いいね,いいね!僕バケツの準備してくる〜。」
鳥沢はすくっと立ち上がるなり奥の作業部屋へと消えた。
藤本さんも面倒くさそうにしながらも腰を上げ作業部屋へと向かった。
「花火なんて久しぶりっ!ワクワクしてきちゃった。」
そうやって嬉しそうに岩崎瑠璃が微笑むから
さっきの胸のモヤモヤは一気に吹っ飛んだ。
とりあえず花火を楽しむかっ。
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