するとイケメンの男の人は
なんとポケットから鍵を取り出した。
「…えっ!?」
俺が思わず声を出したせいで
イケメンは俺を見た。
「あ…すいません…ちょっと驚いたもんで…。」
「ああ…この鍵のこと?」
俺は頷く。
「これね,部員の合鍵。カメラとか色々貴重なもの達があるからさ。盗まれたら怖いだろ?」
なるほどね。本格的だな。
「そうなんですか。なんかすごいっすね!合鍵とか。」
俺はイケメンに笑いかけると
「まぁ君も部員になればもらえるから。」
の一言で終了。
冷てぇ……(笑)
――ガチャッ
イケメンが鍵を開け
扉が開いた。
―ギギギギギ……
重たい金属の音が響く。