「ありがとうございます。」


「いえいえ。…それよりさ?」


「はい…?」


有理亜は心なしか声を小さくして

「瑠璃にちゃんと会ってあげてよね?」


なんて言った。

「…どういう意味です?」


すると有理亜は急に元気よく笑って


「うちらはもうすぐ卒業しちゃうからさ。
瑠璃の青春を満たしてあげてよね♪」


とわけわからん発言。