「あれ?お前チャリ通じゃなかったか?」
チャリ通…?ああ!
「遅刻しそうな時はチャリ通なんすよ。…って大抵はそうなんですけどね。」
「遅刻しそうな時にチャリ通とか
なかなかやるじゃん。」
そう言って藤本さんは初めてまともに笑った。
なんか誉められてんだかバカにされてんだかわからんが…まぁいいか。
藤本さんがコンビニの袋の中からさっき買ったチョコレートを出した。
小さな箱のケースから見える
金色の包み紙。
……へ??
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