「はい?ちょっと良くわかんないんだけどー(汗)」
私こんなイケメンと知り合いだったの!?やばいじゃん?なんで忘れてんのよー!(汗)そう思って相楽蓮の顔をガン見してると

「愛屡ー?なに玄関で騒いでるのー?
え!?あの相楽蓮くん!?お母さんファンなのー♡
握手してもらえます!?」

いやいや、お母さん……。ファンなのー♡じゃないでしょ……。それよりなんでこんなイケメンが家の玄関にいるかを驚くとこだからそこ……(汗)

「本当ですか!?こんな美人な奥様にファンって言ってもらえて嬉しいです!(握手しながらウインク✩)」

いや、あなたも普通にファンサービスしないでよ……。

「愛屡!蓮くんとお友達だったの!?そうなら早く言ってよぉー!もしかしてこれからデート!?あら、邪魔しちゃったわー!ほらいってらっしゃい♪」

いやいや、お友達でもないし、デートでもないし(汗)
勘違いにもほどがあるよお母さん……。

「よし!お母さんからデートって言われたことだし行きますかっ♪」

「行きますかー、って違うから!デートしないし!まだあなたがここにいる意味もわかってないから!」

まじなに?これなんかの罠?騙されてる?
はっ!?テレビの企画かなんか!?
じゃあ、カメラどこよ!?
そう思ってキョロキョロしてると

「罠でもないし、企画でもないよ!だからカメラもないよー!(笑)本当に顔に思ってること全部でるなぁー愛屡は(笑)はははっ(笑)」

いや、はははっ(笑)じゃないでしょ……。
なんかもうどーでもよくなってきた。
ほっとこう。