でも断るだろうな。



だって…。


「ありがとうございます。亜梨架。首出せ首。」


固まる私。



えっ?!貰うの?お揃いでつけるの?



「?どうした?ってかつけるぞ。」


首に冷っとした感覚が…。



「ん。似合ってる。俺にも。」



って言ってネックレスと首を私に差し出してくる。



本当につけて良いのかな?



でも本人が良いなら…。



って思って首につけた。



嬉しそうに笑う宝先輩。


「似合うね〜!じゃ、お幸せに!」


凄い感じが良い人だったな。


「焼きそばとか、普通のも買って、レジャーシートの上に座って花火見ながら食うか。」