「じゃあ、そうゆう事だ。全力で守れよ?」


妖艶に笑った宝先輩に、ドキッとしたのは、誰にも秘密…。







顔見せから数日


「おい。行くぞ。」


「はーい。」


今日も宝先輩が教室に向かえにきた。


あの日から毎日たまり場に行ってる。


「今日も泊まりですか?宝先輩。」


「あぁ。俺はな。」


つい先日、たまり場にベッドがある事を知った。



本当は寮的な所があるらしいんだけど、そっちは下っぱが使ってる
って、葉先輩が言ってた。