李羽は砂煙の中、確かにみた。
たくさんの人、これは警察



奏「李羽!!」
恵「もう大丈夫!!!警察よんだ!」
明「立てますか?零」



零「ぅぅー…」
魁「李羽!!!」

カチャリカチャリと拳銃の音

李羽は安心しきっていた。
これなら大丈夫だと。

しかし、甘くはなかった。
日「ふ~ん?」




グイッと引っ張られた李羽は完璧に盾にされていた。

零「りう…がはっ」
明「やめて!!動かないで零!!」



李「零…」

李羽は意を決して暴れ出した。
立松は不思議そうに見ていた。




李「…っ!!」
外れろ!!手錠!

しかし全くびくともしない。
日「…あー…」


ビクッ

日「いいこと教えてあげるよ」


立松は李羽の両頬をつかむ。

李「ひっ!!」

日「梶野秀を殺させたのは俺だよー」