蓬「…李羽…これあげるから使いなさい。」
蓬が出したものはウィッグだった。
李「……いや、いい。」
蓬「…なんで?」
李「私は…いゃ俺は強くなりたいから、あの人は正々堂々と…倒したい。」
蓬は李羽のその儚さに秘められたら強さと美しさを見て、思わず我が子を抱きしめていた。
若「ママー?」
蓬「李羽。強くなったね」
李「さぁ…一応もらっておくよ。
要件はそれだけ?」
聖「はい…。李羽さんお気をつけて」
若「パフェー!」
李羽はカフェを出た。
家路を歩く。
昼なのに…人が少ない。
あぁ…あの人脱獄したんだ…
いつ来るか分からない恐怖心が、李羽の足を早くした。
李「…助…け……て」
もう一人はいやだよぅ…秀