「お、早かったじゃん」

「まぁね(笑」

「さてと、行きますか」

「はぁ. . .そうだね。って職員室目の前だし行くって言える距離じゃないでしょ(笑」

「ん?何言ってんの?職員室なんか行かないよ?」

「え?じゃぁどこいくの?」

「決まってんじゃん」

「え?」

そう言って遼は下駄箱へと歩き始めた。

「ねぇどこ行くの?学校さぼるの?」

「さぼるに決まってんだろ(笑」

「まじで?」

「まじまじ(笑」

そう言って私と遼は校門を出た。