ベッドに寝っ転がってこれからのことを考える。



もう、迷惑はかけられない。


でも、一人で何かをするってなっても…




ハッキングはできないし、一人で族を潰したりするのは難しい。


でも力をつけて、桜舞を超えないと。
みんなを守れない。





……俊介に会いたい。



まだ、怒ってるよね………。



すぐにでも謝りたい。




そしたら舞蝶のことはどうするの?
もう、あの技は使わないの?



「はぁ。」



ため息をついて、寝っ転がった。





星かぁ…


一人でも輝ける。そんな力が欲しいな。






〜♪♪〜♪♪〜♪♪



携帯が震えた。




見ると、〝沙奈〟と表示されていた。





「もしもし。」