私と遥斗は手を繋ぎながら校舎に入った 校舎に入ると聞こえてくる声……… ((うわ〜、また来てる)) ((ねぇ〜聞いた?いつも一緒に居た綺麗な子天龍の姫になったんだって!)) ((親友にも捨てられたの〜?まじうける〜)) 何も知らないくせに………… 私とつかさがどんな思いなのか……… 私の異変に気づいたのか、遥斗が繋いでいる手の力を強めた……… 私も大丈夫と言うように握り返した