2回目は放課後。


家に帰ろうとグランドを通っていたら、

零斗をひこずって1回目とは違う人が

きて、お願いされた。




「すいません、私にはちょっと……」


「そこをなんとか!」


「…でも………」


「おい、練習するぞ。

あやめ、気にすんな。なんでもないから」


「そ、そう……」


「おい!零斗!せっかく!」



まだ何か言ってたけど私は気にせずに帰った。