爽やかな声がしたと思ったら神無月 翔太君だった。 「よく見ろよ、怯えてんだろ?」 すると、罰の悪そうな顔をして距離を置いてくれた。 「大丈夫?あいつら悪い奴じゃないからさ。許してやって?」 「あ、あの、こちらこそごめんなさい」 「こっちも悪かったからおあいこな? あ、零斗呼ぶよ。 零斗~!名津さんが~!」 別のところで話してた零斗を呼んでくれた。