「そう、だね…。 次から気を付けるよ」 まだ納得してなさそうだけど、まぁいっか。 いつの間にか私の家に着いてたみたいで、 明かりの灯ってない家を目の前に 改めて誰も居ないんだなぁ、と思う。 「何かあったら電話してこいよ」 「大丈夫、送ってくれてありがと」 「明日、また来るわ。どうせお袋さん明日の夜帰ってくるんだろ?」 「おっしゃる通りですわ」 「明日、土曜だし、駿も連れてくる」