「おい、お前ら」



不機嫌MAXの声はもちろん零斗さんなわけで……。



「お待たせいたしました……」



「はぁ…。

駿、お兄ちゃんあやめを家まで送るから、いい子で待ってろな?」



「はーい!」



「んじゃ、あやめ、帰るぞ」


「じゃーね、駿ちゃん」


「ばいばーい!」





零斗ん家を出ると外は真っ暗。

いつの間にこんなに時間が経ってたんだ…。


星が見える…。

綺麗………。