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「…………すみませんでした……」


先生に向かって頭を下げる私と。


ポケットに手を突っ込んで、窓の外を見ている裕太。


「…もう!裕太も謝るの!」


「はあ?なんでおれが……」


「はやく!」


「いってぇ!…………すいませんっした……」




私に、蹴りをくらった裕太はおとなしく頭を下げた。