それから次の日。



いつも通り私は輝宝に顔を出した。




「おはろはろ~」




「おー、おはよ。」




「おはよ、翡翠。もう大丈夫?」




アゲハがニコニコしてきた。




「うん、もう大丈夫だよ。」





そのとき、駿がドタバタしながらやってきた。





「た、た、大変!金髪でくそちゃれーやつが翡翠に用事あるっつって外にいるんだけどっっ!どうしたらいいと思うっ!?」




私はへへっと笑った。




「お客様ねー!相手してくるぁ。」




「気をつけてね!」



私は外に出た。




するとそこにはめちゃ金髪のチャラい人がいた。



駿と同じこといってるわ笑




金髪でピアスでタトゥーがやばくて。




「あんたなんか用?」




「あーあ、女子がそんなこといっちゃぁダメだねぇ?」





男の人はニヤッと笑って私に向かってパンチしてきた。
それを私は軽やかにかわす。




「俺の部下をたいそう可愛がってくれてありがとねぇ。」



「あーあのクソたちかぁ。ついに親玉登場的な?」



「んなことしねぇよ。アレでも空手黒帯の奴らをボコボコにできるくらいだからどんなんなのかと思って見に来たわけさ。」



「へぇ。」




「翡翠?だっけ?ここらじゃ有名だぜ?」




「ふぅん。で、あんたは?」




「俺?俺は本郷 龍牙《ほんごう りゅうが》金郷王欄の総長だ。ヨロシクな!」



「龍牙、、。いい名前だな!」




そう言ったらなぜか龍牙は照れていた。





「気に入ったわ!遊びにイコーゼ?」




「どこに?」




「ゲーセン?」




「さんせー!いこ!」



こうして私は龍牙とゲーセンに行くことになった。