だから私は無理に笑顔を作って言った。



「大丈夫!斗真君は気にしないで!みんな待ってるし、早く帰らないと!」




「で、でも。。」




「大丈夫だって!心配しないで。なんかあっても翡翠がいるし!」




「そっか。でもなんかあったらいえよ?すぐにそいつぶっ飛ばしに行くから。」




妹って知っても、行ってくれるの?




ぶっ飛ばしに行ってくれるの?




行かないくせに。



そんな無責任なこと言わないでよ。





そんなことを思いながらも、斗真君の優しさに胸が熱くなった。




「ありがとう。行こっか。」




ある程度、ジュースを買って、私は斗真君に笑いかけた。