桜 「あ、そうだ。お母さん、用事って何?」


そう。私はお母さんに呼ばれていたのを忘れていた。


紅 「あ、そうそう。今日、高校の入学式じゃない?だから変装道具を渡しておこうと思って。」


どうして変装するかというと一応財閥令嬢だから正体がバレない方がいいらしい。


桜 「ん。ありがと。そう言えば爽玖にぃも桜橋高校だったよね?」


爽 「あぁ。そうだよ。」


桜 「そっか。じゃ、一緒に行こ!」


爽 「わかった。早く準備しないと置いてくぞ。」