「ゆっちゃん変なの」
棗君はそう言って私に下着を渡す。
「もしかしたらゆっちゃんカポカポかもね」
棗君はクスッと笑って私の手の中にあるブラジャーを見て言った。
そ、それは私が小さいと......
「う...うるさいよ!
そんなことないもん」
なんて言ったものの本当にカポカポかも......
この下着なかなか大きく見えるのは気のせいなのか......
「はいはい。
じゃあこれタオルと服ね」
棗君はクスクス笑いながらタオルと着る服も渡してくれた。
「場所は教えてあげるからついて来て」
4時にお風呂入るなんて今までで初めてかも...
私は棗君の後を追うように後ろをついて行く。