ガサゴソとタンスの中を漁る棗君。
でも棗君女用の下着持ってるって...
変な趣味があるとか...!?
「これでもいい...?
多分2年くらい前の...」
本当にそれは綺麗に袋に入っていた。
なんで持ってるんだろう...?
「棗君て下着集めが趣味とか...」
そう私が言えば冷たい目つきで見られたのも言うまでもなく...
棗君の口からでた答えは想像していなかった言葉だった。
「前の彼女のだよ。
捨てたりするのめんどくさいからずっとそのまま奥に入ってる感じ」
その言葉にどうしてかドクンッと自分の中で何かが反応した。