私の中で何かがピシッと音を立てた。
「ほら」
棗君はそう言って制服の上から私の脇腹を両手でむぎゅっと触ってきた。
「ひっ......」
ぎゃあぁぁぁああああああああっ!!!!!
私はバババッと棗君の上から離れてベッドの隅っこに座る。
「あ......あ............」
きっと私は顔が真っ赤で悲惨な顔になってるはず...
お腹はぶよぶよで...
そんなところを棗君に触られて...
「こ...こんなんじゃ彼氏なんてできない......」
今まで彼氏できた事がないとはいえ興味がないわけでもなく...
太ったと言われ贅肉をつままれ...
こんな惨めなことはない......。