心臓の音がどんどん大きくなっていく。





なんだろう...こんなに目を見られるのは初めてで...




変にドキドキしてしまう...





「っ.........」





私は恥ずかしくて目を瞑ってしまった。





だって棗君のこの綺麗な顔にこんな見つめられるなんて...



相当な気持ちの持ち主じゃないと耐えられないよ...





棗君が何を考えてるのかさっぱりわからないけど...






私には刺激的です...。





「そんなこと他の男にしちゃだめだよ」




不意に聞こえた棗君の声。




「え?


それってどういう......」




意味?と聞こうと目を開けた時...






「ゆっちゃん太った?

ちょっと重いね。」





考えてなかった言葉を突然言われる。