------1時間半ほどが経った
まだ柊は来ていない
…やっぱり何かあったのかな?
携帯を持っていないから連絡をとることもできない
とにかく一回帰って確認してこようかな
そう思い、私は家へ向かって歩き出した
-----途中、ざわめく人集りがあった
何かあったようだ
おばさんたちが話し声が耳に入る
「ここ、死角だから事故多いのよね〜」
「さっきの子も無事だといいわね」
それを聞いて、何だか胸騒ぎがした
…大丈夫、きっと柊じゃない
きっと…
私の足は急いだ
大丈夫だと思っていても
なんだか胸がざわつく…